Jump-Kids☆スペシャル対談
格闘家 × 田中 友紀
大木良太(Ryota Ooki)
鹿児島県出身
KRAZY BEE 所属
鬼山斑猫(Hanbyo Oniyama)
茨城県出身
KRAZY BEE 所属
日髙健太郎(Kentaro Hidaka)
鹿児島県出身
KRAZY BEE 所属
森田興希(Koki Morita)
鹿児島県出身
パラエストラ柏 所属
ー出会いー イベント実現ヒストリー
2021年3月、新宿のとある会場にて総合格闘技DEEP開催その会場に、Jump-Kids☆田中の姿が・・
今回Jump-Kids☆は大変光栄なことに、この大会に出場する大木良太選手のパンツスポンサーをさせて頂くことになった。
大木選手との出会いは、2020年夏。とある仕事後に見た1枚の写真。そこには満面の笑顔で写るある1人の選手。
「この人に会いたい!会って話をしてみたい!」
直感的にそう思った、その3日後。田中と大木選手は出会う。
格闘技の世界はただ練習をして強くなるだけでは生きてはいけないこと。
プロと言えど、多くの選手は別の仕事をして、休日や夜練習をする。
スポンサー集めのため、日々奔走し、試合前は過酷な減量。
格闘技はスポーツであり、選手たちはアスリート。
真面目でストイックな生活を送っていることを大木選手から教えてもらった。
格闘技は殴る蹴るのイメージから、世間では「怖い」と思われることが多い。
しかし、DEEPの試合会場で出会った格闘技ファンの方々は見た目は厳ついが、気さくで陽気な方が多かった。
大木選手のパンツに入った「Jump-Kids☆」に会場がどよめく。
「子供向けの塾がスポンサーなんて、初めて聞いたよ!笑」
田中は思った。
「格闘技から学ぶべき教育」というものもあるのではないか。
社会問題となるイジメ。選手やファンの方々は、イジメがどれだけ卑怯なことかを一番知り、イジメや暴力を嫌っている。
だから、あるべき場所で正々堂々と戦い、その場所を確保するために日々努力を重ねる。
もっとたくさん話をしてみたい。
2021年3月、第1回目の座談会が開かれることとなった。
ー座談会ー Jump-Kids☆ ✖️ 格闘技
2021年3月、板橋区のとある場所に4名の格闘家の方々とJump-Kids☆の座談会が開かれた。
田中 板橋まで来てくれてありがとう。みんな楽しみにしてたよ。
大木 何を話せばいいんだろう?(笑)
田中 とりあえず、自己紹介から?なんで格闘技の道にすすんだの?
大木 自分は、大学までずっとサッカーをやってて、でもサッカーやめて自分が打ち込めることって何かかって考えた時に、実家が空手の道場やっていて、空手はずっとやってきたしってことで格闘技を。ずっと鹿児島でやっていたんだけど、東京でチャレンジしたいって気持ちが強くなって、自由の中にあたたかさのある環境に魅了されて「KRAZY BEE」というジムに所属してます。
日髙 自分は、普通に社会人で働いてて、ジムに通うようになって、、アマチュアでやっていたんですけど、3月のDEEPのフューチャーキングトーナメントで優勝して、今はプロになりました。
田中 えっ!あの試合?おおお!
鬼山 自分は、子供の頃に色々あって、途中グレまして、、まぁ色々あって格闘技を。
大木 鬼やんが一番格闘技経験が長くて、ほんとに色々勉強してて、このサプリが良いとか、体の作りがこうだからこういうトレーニングがいいとか、すごい頼りになるの。
田中 格闘技のこととか、試合のこととか、すごく分かりやすく説明してくれてるもんね。解説者みたい。(笑)
(Jump-Kids☆スタッフ一同、同意)
森田 自分は、元は農業やってて、、
田中 刺青すごいけど、どうしたの?
森田 若気の至りというか、興味本意でちょっとやったらハマっちゃって、、中毒みたいに少しずつ増えていきました。もちろん入れる時は痛かったです。(笑)
大木 コーキは店の人に気に入られて、オマケしてもらってる。お尻に。(笑)
試合前の減量で水抜きってのをやるんだけど、サウナとかで。コーキは入れなくて、でもサウナのおじさんに特別に入れてもらったりとか。(笑)
田中 ご両親とかどうだったの?
森田 うちの親、塾の先生やってて・・(刺青を)入れる前に一応許可というか報告してからやったんで・・
田中 許可取ったんだ!真面目!(笑)
和やかな雰囲気の中、私たちの疑問(試合のこと、練習のこと)に選手達(主に鬼山選手)が答えてくれる。
田中 みんな、プロの格闘家としてやっていると思うけど、ファイトマネーで生活してるの?
大木 いや、基本的にみんな仕事してるよ。でも練習中心で仕事してる。
田中 人気とかもあるけど、スポーツの世界はプロって言ってもそれだけでは食べて行けないよね。スポンサーになってくれる企業もあると思うけど、スポンサー集めとかも大変だよね。
大木 練習して強くなればそれでいいって世界ではないね。
田中 選手の地位向上ってわけじゃないけど、格闘技のイメージを変えたいと思っていて。今日の座談会をある人に話たら、是非やってくれと。格闘技ってどうしても「強い、怖い」ってイメージが先行してスポーツっていう括りに見られにくいから、選手達が意識を変えてイメージを変えていく必要があるって。それはすでに有名になっている選手がやるのでは意味がなくて、これから出てくる選手たちでなければいけないの。
大木 話がデカすぎて、、(笑)でも、ほんとありがたいです。自分たちも何かできないか考えます。
田中 最近、運動と学力の相乗効果って注目されてて、スポーツ庁の調査でも出てるけど、「運動ができる子は勉強もできる」っていうのが傾向として現れてるんだよね。基本は遊びで体を動かすってところからだとは思うんだけど、格闘技の導入で体の使い方を学んだり、加減を学ぶっていうのもいいよね。
田中 Jump-Kids☆でイジメ問題とかのディベートに参加して欲しいし、合宿とかやりたい。子供たちにいろんな視点での考え方を知って欲しいから、是非、Jump-Kids☆とイベントやりましょう。
大木 イベントいいね!是非やりましょう。
第1回目の座談会はそれぞれに、課題を持ち帰る形でお開きとなった。
交わらないと思われがちな、「格闘技」と「教育」
今後の展開をお楽しみに。
ー座談会後のおまけー サイン
座談会後、選手達のご好意でサインをいただけることに・・
田中 これにいいかな?(色紙と格闘技雑誌を渡す)
日髙 えー、書いたことない。なんて書けばいいの?名前とか?(素敵なサインでしたよ!)
森田 自分も・・。
鬼山 俺あるよこれ(猫のマークの可愛いサインを書いてくれました。)
格闘技雑誌と色紙にサインを書いていた大木選手があることに気が付く・・
大木 コーキ、あれ?途中サイン変えた?(色紙を指さす)
森田 ちょっと実験で変えてみた・・。
大木 ここでサインの練習すんなよ!(笑)
鬼山 (笑)
日髙 (笑)