第1回 「会社」のしくみ
講師峯岸 卓也
場所城山みどり幼稚園
テキスト第1回テキスト

2018年6月18日に城山みどり幼稚園にて、Jump-Kids☆の特別課外授業を実施しました。

今回参加したのは、「算数」がずば抜けてできるJump生

会社はお金で成り立っている!じゃあまず計算ができないと!という事で、峯岸さん自作の計算問題(四則演算、分数など)を実施!現役会計士の計算速度に圧倒されながらも、Jump生達も頑張りました。その後は、会社とは?お金とは?をタブレットやコインを使いながら楽しく学びました。

第2回 「費用と利益ってなんだろう」
講師峯岸 卓也
場所城山みどり幼稚園
テキスト第2回テキスト

第1回目では会社のしくみを学び、出資をしてもらって会社の社長となった子供たち。第2回目となる今回は、自分の会社(スーパーマーケット)を運営していく中でどうやってお金を増やしていくか、ロールプレイングを交えて考えました。

品物を10円で仕入れて20円で売れば10円の儲けになるけれど、それじゃ会社を維持できない!さて、子供達の会社は無事に利益を上げられるようになるでしょうか。

第3回 「損益計算書ってなあに」
講師峯岸 卓也
場所板橋区立企業活性化センター
テキスト第3回テキスト 資料① 会計言葉の意味  資料② 用語集(勘定科目)

無事に利益を出すことができるようになった子供達の会社。開店から1年が経ち、出資者への利益報告をすることになりました。さて、会社の利益報告に必要なものとは・・?

今回から、本格的な会計用語が出てきました。次回の授業から会計用語のテストが始まります。90点以上で合格となり、不合格の場合は授業参加停止となるサバイバル形式・・。みんな頑張れ!!

第4回 「簿記とは」
講師峯岸 卓也
場所板橋区立企業活性化センター
テキスト確認テスト  第4回テキスト

会計用語のテスト、その結果は・・・全員合格!!単語帳を作ったり、ノートにまとめたり、この1週間各々のやり方で勉強をしてきてくれました。

第4回は、会計の記録の仕方(帳簿と仕訳のルール)を学びました。パターン毎に仕訳ルールを説明しましたが、基本のパターンを説明するだけで、すぐに理解してしまう子供達・・・。凄い!

 

第5回 「仕訳をきってみよう」
講師峯岸 卓也
場所板橋区立企業活性化センター
テキスト確認テスト   第5回テキスト

前回学んだ仕訳のルールを踏まえて、今回は実際に仕訳をきりました。例題として1問をみんなで考えたのち、問題(添付 第5回テキスト内容)を解きましたが、コツをつかんだ子供たち、スラスラ仕訳をきることができました。

第6回 「帳簿のつながり 試算表をつくろう」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト  第6回テキスト

仕訳をきることができるようになった子供たち、いよいよ帳簿への記入の仕方を学びます。きちんと転記ができれば合計が合うはずですが・・・。転記するときに気をつけること、間違えた場合にどうなるかを確認することができました。

第7回 「精算表をつくろう」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト   第7回テキスト

前回学んだ試算表から、精算表へ転記を行い、そこから貸借対照表、損益計算書を作成しました。これで、一連の記帳の流れを学んだことになります。転記のコツを掴んだのか、確認テストは100点!そして、例題として簿記3級の問題をいくつか解きましたが、特につまづく様子もなく、順調に進んでいます。

 

第8回 「詳細論点 〜現金①〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト 第8回テキスト

前回までの授業で一通りの記帳の流れを学びました。今回からは各勘定科目について深掘りをしていきます。今回は「現金」。簿記の世界では「現金」とは10円、1000円などの所謂「お金(硬貨や紙幣)」だけを指すものではありません。では、どういったものが「現金」とされるのでしょうか。今回からより一層専門用語が増えてきましたが、一生懸命用語を覚えています。(漢字も難しくなってます!!)

 

第9回 「詳細論点 〜現金②〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト  第9回テキスト


今回は確認テストがかなり難しくなっており、大苦戦!ですが、頑張って全ての問題を解ききりギリギリ合格!そして前回に引き続き、「現金」について学びました。専門用語だらけですが頑張れ!!

 

第10回 「詳細論点 〜現金③〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト  第10回テキスト

今回は、小口現金について学びます。スーパーを経営している生徒達。野菜売り場のじゃがいも仕入れ担当から、仕入れのために毎月決まった額の現金が欲しいとの要望を受けました。さて、その現金をどうやって管理して行けばいいでしょうか。確認テストは前回と同じ問題を行いました。試算表や精算表は転記の際の間違いがとても多いです。こればっかりは数をこなすしかありません!頑張りましょう!

 

第11回 「詳細論点 〜有価証券〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト   第11回テキスト

今回は「有価証券」。大人でもきちんと理解している人は少ないと思われる内容ですが、教える方も教わる方も一生懸命 頑張りました。仕訳→試算表→精算表 のテストも本日は満点!非常によく食らいついています。次回は固定資産です。

第12回 「詳細論点 〜固定資産〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト  第12回テキスト

内容は固定資産。減価償却、耐用年数、、漢字に専門用語に絶賛苦戦中です

 

 

 

第13回 「詳細論点 〜税金〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第13回テキスト

今回は税金です。言葉の意味を深く考えても効率性が悪いので、ここでは割り切って、「この税金はこの科目で処理」という風に覚えてしまいましょう。今回はテキスト範囲が少ないので、固定資産の復習も実施しました。

 

第14回 「詳細論点 〜貸付金・借入金〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第14回テキスト

今回のメインテーマは、貸付金と借入金です。仕訳は簡単ですが、%をつかった利息の計算に絶賛苦戦中です。テストもギリギリ合格が多くなってきました。あとひと息!がんばれ〜!!

 

第15回 「詳細論点 〜仮払金・仮受金〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第15回テキスト

夏休みに入り、短いインターバルで詳細論点を勉強してきましたが、ここで一旦ブレイク。今回は仮払金と仮受金を学んだ後は、今までの復習(貸付金の利息計算、減価償却計算)を行いました。もうすぐ夏休みが終わってしまう。がんばれ!

 

第16回 「詳細論点 〜返品と値引き・分記法〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第16回テキスト

今回は、商品の返品・値引き処理と分記法です。内容は平易なので、さくっとマスターして、どんどん復習に時間を充てましょう!テストのレベルは格段に難しくなってきましたが、本番はもっと難しいのでご安心を(汗・・・

 

第17回 「詳細論点 〜約束手形〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第17回テキスト

今回は、約束手形を学習しました。振出、受取、裏書き、割引など聞きなれない言葉ですがわかってしまえば単純です。かなり論点もやり尽くしてきたのでもう一踏ん張り!

 

 

第18回 「伝票会計」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第18回テキスト

今日は詳細論点を一度離れて、「伝票会計」を学んでいきましょう。仕訳帳のかわりに用いるのが3伝票です。3伝票から、仕訳日記帳、総勘定元帳に転記していきます。テストもギリギリ合格。もう一回気合いを入れなおそう!

 

 

第19回 「詳細論点 〜商品券〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト   第19回テキスト

詳細論点も終わりが見えてきました。今日は伝票会計の復習と「商品券」を学習しました。ここまできたら、どんどん問題を解いていこう!

 

 

第20回 「ここまでの復習① Have a KitKat!」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト

今回はテストの後に、問題集に取り掛かりました(したがって、テキストはなし)。最後の砦、「決算仕訳」の前に、復習をしっかりしてしまいましょう!

 

第21回 「決算処理 〜経過勘定〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第21回テキスト

さて、今回は3級の一つの山となる「見越・繰延」を学びましょう。テストは99点! でも100点取れるように頑張りましょう。

 

 

第22回 「決算処理 〜貸倒引当金・消耗品(費)・引出金〜」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト    第22回テキスト

決算処理もいよいよ佳境です。もう実質的に解けない問題はほとんどないはずなので、自分で過去問題や問題集をどんどん解いていきましょう!

 

 

第23回 「貸借対照表と損益計算書」
講師峯岸 卓也
テキスト確認テスト

今回は、勘定科目から、貸借対照表と損益計算書を作成してみました。仕入は売上原価に、減価償却累計額は差し引く形で書くなど、少し細かいですが、あと少しがんばれ!

 

 


講師の峯岸さんへインタビュー!


1.課外授業の感想を教えてください


一番印象的だったのは、「お金は好きですか?」という問いに対して、全員が迷わず「大好き!」と即答した点です。

日本では、「お金」や「稼ぐ」ということに対してどこかネガティブなイメージを持つ人が多いので、ひとりくらいは「好きではない」という回答があると思っていました。

みんなセンスありますね!


2.なぜ課外授業をやろうと思ったのですか?


「簿記3級を最年少で取得する」って面白くないかな?と思い立った時、

Jump-Kids☆の代表である田中さんに「いいね!やろう!」と言われて、気がついたら・・・(笑)

ーーーなぜ簿記3級?

「最年少で」というところがミソです。

何かで一番になったという経験は、その後の人生において自分の自信に繋がります。

自分の経験やスキルで子供達に何かできることはないかと考えた時、「簿記3級の最年少取得」というワードが思い浮かびました。

 


3.課外授業のテーマに「会社」を選んだ理由はなんですか?


簿記がなんで必要なのかと説明する時、会社のしくみを知らないと概要が理解ができないからです。

大人でも、キチンと理解している人は少ないと思いますよ。

 

 


4.最後にメッセージがあればお願いします。


Jump-Kids☆のキャッチコピーにもある、「次世代のリーダー」という言葉。リーダーの素質として「稼ぐ力」は重要です。

「稼ぐ事」を子供に教えることに対して、漠然とした嫌悪感を抱く大人の方は多いかもしれませんが、「稼ぐ事」をしないと、会社も世の中もうまく回りません。

今回、「簿記」を通してお金のこと、会社のこと、ひいては「稼ぐこと」を教えることができれば、と思っています。

  


峯岸さん、ありがとうございました!

 

<講師プロフィール>

峯岸 卓也(ミネギシ タクヤ)

青山学院大学卒 、監査法人を経て2017年に独立 。

現在は経営・会計コンサルタントとして多数のクライアントを持つ。Jump-kids☆ 監修